45歳から始める英会話とプログラミングの行く末。

もう45歳になってしまいました。が、前から身につけたい!と思っていた英会話とプログラミングを取得していくために(挫折しないように)日々をつづります。

読書

骨の記憶 楡周平

30年近く前に「Cの副音」を読んだことがある。朝倉恭介シリーズの作者。 戦後の貧しい岩手の田舎町で育った少年の一生の物語。 主人公は、とても貧しい家庭に生まれる。仲良く遊んでいる友人はその地域一帯を土地や山林を所有する大金持ちの子息。 幼いころ…

赤い指 [東野圭吾]ネタバレ

主人公はくたびれたサラリーマン。 定時も過ぎ、そろそろ帰宅しようとしているところ、主人公の妻から電話があり「とにかく急いで帰ってきてほしい」と。理由を聞いても答えは無く、認知症の母の介護に毎日来てもらっている主人公の妹も理由をつけて断ってほ…

砂の王国 ~萩原浩~

一流の証券マンが挫折しホームレスになったところから始まる。 自分もホームレスになるイメージを空想することがちょくちょくあるが、お金の価値観がリアルに描かれていると思う。パン一つ買うのに3円足りない、あと100円あったらパン一つ買える。今の自分…

ナイトウォッチャー

ホテルのナイトフロントで働く青年はアスペルガー障害。 人とのコミュニケーションをとるのが苦手な彼は、内緒で客室に盗撮カメラを設定し、その録画した映像をみながら自コミュニケーションの取り方を学ぶということをしていた。 ある時、自宅で客室のリア…

失踪症候群 貫井徳郎

症候群シリーズの第一弾ということらしい。 警視庁内でそれほどパッとしない部署にいる環(たまき)。彼は警視庁内で特殊な業務を請け負っている。 彼の部下である民間メンバー3人と、頻発する失踪事件を追うことに。 調べていくと、失踪している人たちの住…

追憶のかけら 貫井徳郎

自分の不祥事が元で妻を亡くしてしまった、気の弱い大学准教授。 その不祥事が原因で信用を無くし、一人っ子の娘は亡き妻で大学の上司にあたる義父の下で暮らしており、何とか自分と暮らせるようにしたいが、収入においても、義父を納得させる了見も自信がな…